禅僧のおことば 13
お金に執着していませんか?
お金は生きていくうえで大切なものです。
お金なんかなくてもいい、という人もいるかもしれませんが
それはきれいごとのようにも聞こえます。
しかし、贅沢などすることなく、不必要なお金に執着しない。
少ないもので満足することで、どんどん心はすっきりとしてくるものです。これが禅でいうところの「知足」です。
「足るを知ること。」
今あるものに心から満足すること。それこそが幸せに生きる最高のの術。
身に余るお金をもてば、心の欲望は大きくなるばかりです。
お金さえあれば幸せになれる。そんな幻想は、早く捨ててしまうといいでしょう。お金は生きていくための手段であって、
幸運を運ぶための手段ではないのです。
禅僧のおことば 12
本音と感情を、一緒に吐きだしていませんか?
「本音」とは何でしょうか。心の中にある本心、自分が主張したいこと・・・。実は、その多くは一時の感情に過ぎないことが多いように思います。
湧きあがってきた感情は一旦自分の心に飲み込み、十分に咀嚼してから相手に伝えること。それが本音を言うときに必要なことです。
昔は自然と感情を咀嚼する時間がありました。誰かに対して怒りを感じたとき、「よし、文句を言いに行こう!」とおもっても、伝えるまでに時間や体力、手段が必要でした。
ひとまずスマートフォンを置いてみる。そんな心がけで、人間関係のぶつかり合いの半分はなくなると思います。
100日です。(´▽`*)
今日は、ブログを開設して100日目だとありました。
あまり、記事は書いていませんが…
100日と言えば、10月なる前に
今年も残りの日が100日を切ってしまいましたね。
なかなか、思い通りにならない事が多いですが
心穏やかに過ごす事が出来たら~幸いだと思います。
物欲は、あまりないのですが・・・
それでも物質界に生きている私たちは
必要な物が無いと困る事が多いので
心穏やかに生活するために
必要な物に囲まれていないとですね。
なので、お金は必要になります。
9月の末で、今まで長期で行っていたものが
終了する事になり、10月頭はバタバタと就活?
していました。
現在は、決まった所もあって少しだけホッとしています。
訪問ありがとうございます。
禅僧のおことば 11
人を許していますか?
人間関係とは、いい部分だけではありません。その裏側には、必ず負の部分も抱えているものです。誰かから傷つけられた経験もあると同時に、あなた自身も、知らず知らずのうちに誰かのことを傷つけていることもあります。
大切なことは、その負の思い出を心の中で薄くしていくか、はたまた増殖させていくか、ということです。
たしかに許せない人はいるかも知れません。
しかし、その人を許してしまうのです。
その人を許すということは、その人に対して「許してあげる」ということではありません。その思い出を自分の心の中から追い出してしまうことです。
許すのはその人のためではなく、自分自身のためであることに気づいて欲しいと思います。
禅僧のおことば 10
縁を求めてばかりいませんか?
「私には縁がない」と嘆く人がいます。
縁がないから切痕できない。縁がないから仕事に恵まれないのだと…
縁がたくさんある人も、縁がとても少ない人も、実はいません。
大切なのは、自部に流れる縁に目を向け、それをつかむ努力をすることです。
縁をつかむにはどうすればいいのでしょう。
縁を結ぶとは、何も積極的な行動ばかりを示すものではありません。
その瞬間を大切にすることです。
目の前にいるその人にしっかりと目を向けて、心を尽くすことが大事なのです。まずはあなたのもとに流れてくる縁に目を向けてみてください。
禅僧のおことば 09
空虚な人間関係に振り回されていませんか?
大人になる事は、自分とは何者かが見えてくる。そうなれば、どのような
人と関わりをもてばいいのかも自然と分かってくるものです。
本当の友だちを見極める力がついてくるということなのです。
SNSで不要に膨張した「知り合い」によって、ストレスを産むことが多々あります。
本当の人間関係とは何でしょう。
それは、自分の人生を豊かにしてくれるものだと思います。
お互い信頼しあい、お互いの人生が豊かになるような関係。
あなたが心からつき合いたいと思った人だけ残して、残りの知り合いを消去する勇気をもってください。
訪問ありがとうございます。
禅僧のおことば 08
私たち人間には「自我」というものがあります。
「自分はこうしたい」と、さまざまな自我をもちながら生きています。
自我をもたずして自分自身の人生を歩むことはできません。
ただし、自我を出し過ぎれば、必ずそこに他人との衝突が生まれます。
私たちは一人では生きていません。たくさんの人に支えられながら生きています。自我を後ろに隠しながら生きています。自分自身の人生を生きやすくしてくれています。
お互い譲り合う気持ちが生まれたとき、そこには穏やかな空気が生まれるものです。
その温かな空気は、そこに生きる人間が作っていくしかないのです。