いつまでも若くいるために食べたい食材No10
地中海沿岸が原産、健康大国のイタリアで2000年以上前から食べられてきたといわれるブロッコリー。粘膜や肌を守るビタミンAやビタミンC、α・リボ酸などの抗酸化成分が豊富にむくまれています。
ブロッコリーに特に多く含まれている成分は、スルフォラファンという成分で、高い抗糖化作用や解毒作用などに加えて、老化の元凶であるAGEが作られることを防いでくれます。スルフォラファンには、肝臓を守る働きがあるので、肝臓で行われる糖の代謝をスムーズにしてくれます。他の成分も数時間から1日程度で消える抗糖化作用が3日間も続くのも大きな特徴です。
主な栄養成分・・・α・リボ酸、ビタミンA、ビタミンC、スルフォラファン、カリウム、食物繊維、鉄分
主な健康効果、代謝アップ、抗酸化、抗糖化、がん予防、肝機能アップ、貧血予防、美肌、便秘予防
食べ方のポイント
茎も栄養豊富なので捨てずに食べたいですね。ビタミンCやスルフォラファンは水溶性なので、ゆでる場合は水にさらさず、汁物やスープなどでまるごと食べたいです。ブロッコリーの新芽スプラウトを食べるのもおすすめです。
◎にんじん
にんじんには、さまざまな栄養分が含まれていて、抗酸化・抗糖化作用が高く、アンチエイジング面でも魅力的な食材です。
強い抗酸化作用を持つビタミンAが豊富で、高血圧やがん、視力の衰えなど、加齢に伴う病気の多くを防いでくれます。また、乾燥肌や炎症を防ぎ、皮膚の糖化が進むのを抑えてくれるなど、美肌効果もあります。もう1つ豊富に含まれている成分はα・リボ酸です。抗酸化作用が高く、AGEを撃退する効果も期待できます。
老化防止だけでなく、血糖値を下げ、ダイエットにも効果的です。
主な栄養成分・・・α・リボ酸、ビタミンA(β-カロテン)
主な健康効果、抗酸化、抗糖化、代謝アップ、高血圧予防、がん予防、美肌
食べ方のポイント
ビタミンAは加熱して油と一緒にとると吸収率がアップします。とくに皮の下に多く含まれているので皮をむかずにゆでたり蒸したり油で和えたりしましょう。葉も根以上に栄養豊富なので捨てずに食べましょう。(市販ではなかなか難しいですね。)
にんじん自体の糖質が多いので食べすぎには注意が必要です。
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