いつまでも若くいるために食べたい食材No13
◎きのこ類
「まごわやさしい」という言葉。
この中の「しい」はシイタケの事(実際にはきのこ類)で、昔から体にやさしい食材だとされてきました。
きのこ類にはビタミンB群がたっぷり含まれています。体内の糖化を防いで脂質を燃やし、疲労回復にも効果があります。カルシウムの吸収なども助けてくれるビタミンDも多く含まれているので、骨や髪、爪なども強くしてくれると言われています。
そして、注目のβ-グルカンという成分、免疫細胞の1つ「マクロファージ」の働きを高めて、がんや生活習慣病の予防効果もあるとされています。この成分は、きのこ類に共通しているので、きのこ全般がアンチエイジングフードと言えます。
主な栄養成分・・・ビタミンB1・B2・B6、ビタミンD、β-グルカン、食物繊維
主な健康効果、抗糖化・抗酸化・代謝アップ・がん予防
食べ方のポイント
出来る限り丸ごと食べましょう。干しシイタケなどの戻し汁やゆで汁も使いましょう。味噌汁、スープ、ホイル蒸しなどがおすすめです。天ぷらやバター炒めなどの高温調理は糖化が進みやすいので注意しましょう。
最強の組み合わせ・・・あさり・かき・レバー
◎わかめ・昆布
日本では縄文時代から食べられて、万葉集にも数多く登場する海藻。秦の始皇帝が「東の国に不老不死の薬あり」と探しに行かせたのが昆布だったという話しが残っているようです。
現在でも日本の食卓に欠かせない海藻がわかめや昆布です。どちらもミネラルやビタミンなどの栄養素がたっぷり含まれて、身体の糖化や酸化を防いで新陳代謝を活発にし、骨も丈夫にしてくれます。
海藻のぬめりの正体は食物繊維です。なかでもアルギン酸という水溶性食物繊維が多く含まれています。
アルギン酸には、食べ物の塩分を排出して血圧の上昇を抑える働きや、血液サラサラにしてコレステロールを減らす働きや腸内バランスを整えてくれる働きがあります。ダイエット効果もあるとされています。
主な栄養成分・・・アルギン酸、カリウム、β-カロテン、カルシウム
主な健康効果、抗糖化・抗酸化・高血圧予防・血液サラサラ・便秘予防
食べ方のポイント
出汁をとるために使われることが多い昆布ですが、より多くの栄養素をとるために丸ごと食べるのがおすすめ。
とろろ昆布やおやつ用のおしゃぶり昆布などそのまま食べられて手軽です。わかめは生でも乾燥した物でも栄養素は変わりません。味や好みで調理しやすい物を選ぶようにしましょう。
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