二十四節季・・・立夏 5月5日~5月19日頃
さわやかな五月晴れの空に、こいのぼりが気持ちよさそうに泳ぎます。
1年のうちで、もっとも過ごしやすい季節です。
豊葦原の瑞穂国という雅号にふさわしく、日本各地では田に水が湛えられ、水田地帯は一面水の国のような景色に変わります。
その豊かな水を求めて繁殖の季節を迎えたアマガエル・アオガエル・トノサマカエルなど多くの蛙たちが集まり鳴き交わし、一気ににぎやかになります。
七十二候
- 5/5~5/9頃 蛙始鳴(かわずはじめてなく)
- 5/10~5/14頃 蚯蚓出(みみずいずる)
- 5/15~5/19頃 竹笋生(たけのこしょうず)
また、5月5日は「薬の日」でもあり
上代五月五日に薬草を取り集めたことで、この日撮った薬草は特に効験があるとされていました。
ショウブ湯のショウブについては
源氏物語の中に、五月五日の節句に薬玉を贈り合う場面がありましたね。
麝香(じゃこう)や沈香(じんこう)などの香料を入れた袋を菖蒲などの造花で飾り、五色の長い糸をたらしたもの。
不浄を払い、邪気をさけるものとして、端午の節句に柱などにかけた。
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