natural life あるがままに

自然の恵みをたくさん受け取りたいな~。ツイている人は月の力を上手く取り入れていると聞きます。健康的にも美容的にも自然の力を活用出来たらと思っています。

合成甘味料 ①

現代は、健康・ダイエットを強く意識した製品が出回っています。
健康を保つための効果をうたったトクホ(特定保健用食品)、トクホではないけど健康にプラスになることを婉曲的に表現したもの、ダイエット効果をほのめかしたものなどが、スーパーやコンビニなどに並べられています。特に低カロリーやカロリーゼロなどの商品が増えています。
これらの商品で注意して欲しいのは、砂糖代わりに合成甘味料のアスパルテームアセスルファムK、スクロールが使われている点です。合成甘味料は、多くの食品や飲料に使われています。

 

アスパルテーム
1983年に厚生省(当時)から食品添加物としての使用を認可(指定)され、砂糖の180~220倍の甘味があります。しかし、アメリカでは複数の研究者から脳腫瘍を起こす可能性が指摘されています。また2005年にイタリアで行われた実験では、ラットに濃度の異なるこの甘味料を与えたところ、白血病やリンパ腫の発生が見られ、濃度が高いほど発生率も上昇しました。人間が食品から摂取している量に近い濃度でも異常が観察されました。つまり、人間でも脳腫瘍や白血病、リンパ腫などを起こす可能性があるのです。


スクラロース
1999年に認可され、砂糖の600倍の甘味があります。毒性部室である有機塩素化合物の一種です。スクラロースをエサに混ぜてラットに与えた実験では、リンパ組織の萎縮が認められました。また、妊娠したウサギに大量投与した実験では、死亡例や流産も認められています。ちなみに有機塩素化合物には、使用禁止となった農薬のDDTBHCダイオキシンなどがあります。


アセスルファムK
2000年に認可され、砂糖の役200倍の甘味があります。アセスルファムKをエサに混ぜて犬に与えた実験では、リンパ球が減少し、GPT(肝臓が障害を受けた際の数値が上昇する)が上がりました。したがって、免疫力が低下したり、肝臓がダメージを受けたりする可能性があります。


この3つの合成甘味料は、化学的性質や動物実験の結果などからみて、いずれも添加物として認めるべきではありません。ところが、アメリカの圧力などもあって、厚労省が添加物として認可したため、多くの食品や飲料に使われています。​​本来は食品に添加されるべきものではありません。​​


​添加物ファイル アスパルテーム​​
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アスパルテームは、アミノ酸のL-フェニルアラニンアスパラギン酸、そして劇物メチルアルコールを結合させたもので、砂糖の180~220倍の甘味があります。アメリカでは、1982年に使用が認められましたが、アスパルテームを摂取した人から、頭痛やめまい、味覚障害などをおこしたという苦情が寄せられたといいます。体内で分解して、劇物メチルアルコールができたためと考えられています。日本では1983年に認可され、ダイエット甘味料として、ガム、あめ、清涼飲料水、乳飲料など多くの食品に使われています。しかし、脳腫瘍との関係も指摘されており、また白血病やリンパ腫を起こす可能性があるという動物実験データもあるので、できるだけ摂取しないのが懸命です。

 

添加物ファイル ​​​​スクラロース​​

スクラロースは、ショ糖(スクロース)の3つの水酸基(-OH)を塩素(CI)に置き換えたもので、有機塩素化合物の一種です。有機塩素化合物は、農薬のDDTBHC、地下水汚染を起こしているトリクロロエチレンダイオキシンなど、すべて毒性物質といっても過言ではありません。スクラロースが、DDTダイオキシンと同様の毒性を持つわけではありませんが、妊娠したウサギに体重1kgあたり0.7gのスクロースを食べさせた実験では、下痢を起こし、それに伴う体重減少が見られ、死亡や流産が一部で確認されました。また、動物実験では、胸腺や膵臓のリンパ組織を萎縮させることや、脳にまで入り込むことが分かっています。


添加物ファイル アセスルファムK

アセスルファムK(カリウム)は自然界に存在しない化学合成物質で、砂糖の200倍の甘味があります。しかし、体内で分解されず、異物として体内をめぐり、臓器や組織の機能を乱す恐れがあります。犬にアセスルファムKを0.3%および3%含むエサを2年間与えた実験では、0.3%群でリンパ球の減少が、3%群ではGPT(肝臓障害の際に増える)の増加とリンパ球の減少が認められました。また、妊娠したネズミを使って実験では、アセスルファムKが体内で分解されず、胎児に移行することが分かっています。動物実験では、催奇形性(胎児に障害をもたらす毒性)は認められないという判断ですが、人が摂取した際はどうなるのか、不安を感じざるを得ません。​​